O : zero
- shikisaisha
- 4 日前
- 読了時間: 3分
更新日:4 時間前
Dates:2025.4.18 Fri – 2025.5.31 Sat
Hours:11:00- 22:00
Venue : OMIYA ART WALL

このたび大宮に新たに誕生したアートスペース「OMIYA ART WALL」にて「O:zero(オー・ゼロ)」を開催いたします。
本展では、これからの活躍が楽しみな新進気鋭のアーティスト、既に国内外で活躍するアーティストたちが集結し、大宮門街を彩ります。ここに展示される作品が、見る者に強烈な印象を与え、現実と夢、自然と人工、過去と未来をつなぐ「ゼロ地点」となることを目指しています。
本展には、平面作品では森田夏鈴、立体作品では三平硝子、金丸悠児、瀧下和之のアーティストたちが参加します。
森田夏鈴|平面作品
森田夏鈴は、三重県の豊かな自然と幼少期からの料理経験に根ざした作品を制作するアーティストです。「食」をテーマに、料理の本質に迫ることで、命をつなぐ行為としての食の意味を探ります。古くは神聖な儀式であった「食」は、生と死が同時に存在する行為であり、現代においてその本質が薄れていることに対し疑問を抱く彼女は、動植物の観察を通じてその本質を表現します。絵画を通して「いただきます」という言葉に込めた命への感謝の表現と自己との対話を促し、見る者に深い感動を与えます。
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三平硝子|立体作品
三平硝子は東京都出身のアーティストで、ガラスのバーナーワークを得意としています。アメリカのガラス作家Zii氏に師事し、繊細なガラス技術を駆使して、自己の体験や人々との出会いを作品に反映させます。彼の作品は、物質と感情が交差する瞬間を切り取ったもの。ガラスという素材に命を吹き込むことで、見る者に共感を呼び起こします。展示される立体作品は、その手に取るような質感とともに、心の奥底に触れるような深みを持ち、まるで物語が展開されるかのような感覚を覚えさせます。
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金丸悠児|立体作品
金丸悠児は、動物をモチーフに、リアルな形態を追求するのではなく、その内面的な要素を表現することを重視しています。彼の作品は、動物が持つ無意識的な距離感や優しさを具象化し、見る者に深い共感を呼び起こします。金丸はその作品を通じて、動物たちが無言で語る心の声に耳を傾けさせる力を持っています。今回展示される立体作品では、平面の枠を超えて飛び出した動物たちが新たな命を吹き込まれ、彼の独自の視点で切り取られた内面世界が表現されています。
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瀧下和之|フィギュア作品
瀧下和之は、ユーモラスで愛嬌のある鬼をモチーフにしたフィギュア作品で知られるアーティストです。鬼を中心に、風神雷神や龍虎など、日本の伝統的なキャラクターを大胆に再解釈し、空間に新たな命を吹き込んでいます。瀧下の作品は、観る者を物語の中に引き込み、伝統と現代が交錯する独自の世界観を展開します。今回展示される鬼フィギュアは、彼のキャラクターの魅力を余すところなく表現しており、観覧者に瀧下ワールドを身近に感じさせます。
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OMIYA ART WALLの新たなシンボル
本展には、瀬戸優の代表作「水月〜シロサイ〜」が常設展示されています。この巨大なサイの彫刻は、OMIYA ART WALLの新しいシンボルとして、埼玉県の象徴となり、訪れる人々に生命の息吹と新たなインスピレーションをもたらします。
シロサイは、力強く、しなやかに大地を感じる存在として、空間全体に圧倒的な存在感を放っています。
O : zero
出展作家 : 森田夏鈴、三平硝子、金丸悠児、瀧下和之
会期:2025年4月18日(金)〜5月31日(土)
時間:11:00~22:00
会場:OMIYA ART WALL(埼玉県さいたま市大宮区大門町2-118 大宮門街5F)
企画:四季彩舎
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